ゆず薬局

お知らせ

【健康管理士一般指導​員】メールマガジン2​014年12月号

(※メールマガジンの内容はゆず薬局で抜粋して掲載しています。)

こんにちは。
日本成人病予防協会です。

今年も残りわずかとなりましたが、皆さんにとってどのような1年だった
でしょうか?
今年1年を振り返り、新たな目標を立てて新年を迎えましょう。

この時期は、忘年会や新年会などで外食が多くなりますが、飲みすぎ食べすぎ
には注意しましょう。
ビタミンB群のひとつであるナイアシンは、アルコール分解の補酵素だけでなく、
二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を助けます。
ナイアシンを多く含むかつお、いわし、ぶり、さば、レバーなどをおつまみに
選ぶと良いでしょう。

肝臓に負担をかけないようにお酒は適量を守るようにしましょう。

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≪行事食≫

★大晦日(12/31)
1年の最後の日を「大晦日(おおみそか)」または「大晦(おおつごもり)」と
も呼びます。「大晦日」には1年の間に受けた罪や穢れ(けがれ)を祓うために、
大祓い(おおはらい)が宮中や全国の神社で執り行われます。
大晦日の夜ふけに、全国のお寺で鳴らされる108つの鐘を「除夜の鐘」といいます。
108とは仏教思想に基づく百八煩悩(ぼんのう)を意味しています。煩悩とは「心
を惑わし、身を悩ませる」ものを言い、鐘をつくことでこれらの煩悩を1つ1つ取
り除いて、清らかな心で正月を迎えようというわけです。

《年越しそば》
年越しそばの由来については諸説あります。
・そばは細く長いことから長寿を願ったものであるとする説
・金銀細工師がそば粉を練った団子で散らかった金粉を集め、その団子を焼いて
金粉を取り出したことから、そばは金を集める縁起物であるとする説
・そばが切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さな
いように願ったという説

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1. 新聞掲載健康関連情報      new!!
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●デイサービスの利用時間、上限拡大の方針 厚労省(2014年12月3日・朝日)
自宅で介護を受けている人が施設に通うデイサービスの利用時間の上限について、
現在の1日12時間から延長する方針を厚生労働省が固めた。仕事と介護を両立して
いる家族らの負担を軽減する狙い。どのぐらい延長するかは今後詰める。介護保
険サービスの値段にあたる介護報酬を改定する来年度から実施したい考えだ。
介護保険のデイサービスは、要介護の高齢者が施設に通い、入浴や食事をしたり、
機能回復訓練を受けたりする。介護保険を使える利用時間は9時間までだが、家
族の事情などで必要なら最長3時間まで延長できる。これ以上使う場合は介護保
険の対象外となり全額が自己負担となる。この最長12時間の保険適用時間を延ば
す方向だ。

●スギ花粉の飛散、2月上旬にも…九州や関東など(2014年12月4日・読売)
日本気象協会は3日、スギやヒノキの花粉が飛び始める時期について、最も早い
九州や関東などで来年2月上旬から始まる見込みだと発表した。1~2月の気温が
平年より高くなるとみられる東日本以西では、例年より5日ほど飛散が早まると
みられるという。同協会によると、来春の飛散開始は、関東甲信、東海、中国、
四国、九州で2月上旬以降、近畿と北陸で2月中旬以降、東北で2月下旬以降の見
込み。各地の飛散量は、おおむね平年並みか少ない見込みだが、東日本では今春
の飛散量が少なかったため、関東では前年の2.5倍、東北では同3.2倍程度と見込
まれる。

●大腸がん悪化の「目印」特定 転移予測の実用化目指す(2014年12月4日・朝日)
大腸がん悪化の目印となる分子を京都大などのグループが見つけ、3日発表した。
この分子に特定の化学変化が起きていると、がん細胞が別の場所に移って転移し
やすくなり生存率が低かった。大腸がんの転移を予測する診断法はまだ確立され
ておらず、数年後の実用化を目指している。
グループはマウスを使って転移を起こす大腸がんの細胞を研究。「Trio(ト
リオ)」というたんぱく質の特定の部位に化学変化が起きていると、がん細胞の
運動を促す分子を活性化させることがわかった。

●やせ形女性12%に、20代は5人に1人…厚労省調査(2014年12月10日 ・読売)
肥満の指標である体格指数(BMI)で「やせ」に区分される女性の割合が12.3%
となり、統計を取り始めた1980年以降、最も高くなったことが9日、厚生労働省の
2013年の国民健康・栄養調査で分かった。調査は全国3493世帯の回答のうち20歳
以上の男女約6000人のデータを分析。BMIが18.5未満の「やせ」に該当する女性の
割合は、過去最高だった前年(12年)よりも0.9ポイント増えて12.3%。年代別で
は、20歳代(21.5%)が最も高く、30歳代は17.6%、40歳代は11.0%だった。
一方男性全体は4.7%で、ほぼ横ばいだった。1日の摂取カロリーをみると、20~
40歳代の女性は、50~60歳代より少なく、70歳以上とほぼ同水準。同省は「20歳
~40歳代の減量志向が続いており、健康面での将来的な影響が懸念される」と話
している。

●子宮移植の指針固まる 来年度にも実施手続き可能(2014年12月17日・朝日)
子宮がなくても出産を望む女性への子宮移植を研究している慶応大などのチームが、
日本で実施するための指針の大枠をまとめ、17日付で日本産科婦人科学会など3学
会に指針を送った。国内でのルールが固まったことになり、早ければ来年度にも実
施に向けて動き出すことになる。指針は、移植を受けるのは、子宮がないために妊
娠ができない女性▽提供者は、通常の臓器移植と同様に生体、死体とも候補者とし
て考慮する▽営利目的のあっせんを行わない――など10項目からなる。このチーム
は、3学会からの意見を踏まえて最終指針をまとめ、これを医師や倫理の専門家ら
で作る「日本子宮移植研究会」の指針とする。

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2. 健康コラム 【冬に発症する冬季うつ病】 new!!
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冬にだけ疲労感や眠気がある、気持ちが沈むという状態になることはありませんか?
それが日常生活にも支障をきたすようであれば、気がつかないうちに「冬季うつ病」
になっている可能性もあります。
「冬季うつ病」は、季節によって抑うつ状態(気持ちが沈んで晴ればれしない状態)
が出る「季節性感情障害」の1つです。

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冬季うつ病の特徴
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冬季うつ病は、日が短くなる秋から冬にかけてうつ傾向が強まり、春になると自然
とうつ状態から回復して元気になるという季節性があり、20~30代の女性に多い病
気です。
また、一般的なうつ病の症状だけでなく、食欲と睡眠に関しては、正反対の症状が
現れるため、うつ病とは自覚されにくいようです。

<冬季うつ病の症状>
●気分の落ち込み
●今まで楽しんできたことを楽しめない
●ぐったりとして疲れやすい
●活動量の低下
●食欲の亢進、特に甘いものが欲しくなる
●眠気が強く、睡眠時間が長くなる

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冬季うつ病の原因
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冬季うつ病を発症する主な原因は、日照時間の短さ(日照量の減少)によるセロ
トニンとメラトニンのバランスの崩れです。

●セロトニン
精神の安定や満足感を与える働きのある脳内の神経伝達物質のひとつで、不足
するとうつ病の原因になります。
セロトニンは、目の網膜が光を感じると生成されますが、日照時間が短くなる
と光の刺激が減り、分泌量が減少します。

●メラトニン
睡眠に関わるホルモンで、セロトニンをもとに合成されます。夜になると分泌
が始まり、眠くなります。そして、朝になり太陽の光を浴びると分泌量が抑制
され、今度はセロトニンの分泌が始まり脳が目覚めます。
目に入る光の量が減ることで、メラトニンの分泌のタイミングがずれたり、分
泌量が乱れ体内時計が狂います。

日照時間が短く、光を浴びる時間が少ないと、メラトニンがしっかりと抑制され
ず、セロトニンの作用も弱いままになってしまい、冬季うつ病の原因になります。

また、生活リズムの乱れ、過度のダイエットによる食生活の偏りなども、冬季う
つ病に結びつく要因となります。

★甘いものが欲しくなる理由は?
セロトニンの原料になるのは、ビタミンB6とトリプトファンという必須アミノ
酸です。トリプトファンは糖質に助けられて吸収されるため、セロトニンが不
足すると、身体が糖分や炭水化物を必要以上に欲するようになります。

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冬季うつ病の治療と予防
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【治療】
●高照度光療法
2500~1万ルクスの強い人工光を浴びることで、睡眠、覚醒のリズムを司るメラ
トニンの分泌を調整して症状を改善させる治療法です。
毎朝30~60分ほど、約1週間連続して行われます。冬季うつ病の代表的な治療法
で、約70%の人に効果があります。

【予防・改善】
●日光に当たる生活を心がける
冬季うつ病の症状は、日光に当たる時間が長くなれば軽快する傾向があります。
日が入らない部屋で生活や仕事をしている人は積極的に外出して日を浴びるなど、
意識的に日光に当たりましょう。

●生活リズムを正す
毎日、できるだけ同じ時間に起きて朝日を浴び、生活リズムや体内時計を正しま
しょう。どうしても起きることができない人は、部屋の照明をつけ、明かりを浴
びるだけでも効果的です。

●食生活に気をつける
セロトニンは、食事から摂取する必須アミノ酸の一種、トリプトファンから生成
されているため、食生活でセロトニン不足を改善することができます。ただし、
バランスよく摂取することが大切です。

・タンパク質…肉や魚、豆など。
(タンパク質を多く含む食材には、トリプトファンが含まれている)
・炭水化物…米やそば、いも類など。(トリプトファンの吸収を手助けする)
・ビタミンB6…バナナやさつまいも、青魚など。(トリプトファンの吸収に必須)
・EPA、DHA…青魚に含まれており、抗うつ効果があるとされている。

●適度な運動
適度な運動、特に有酸素運動は冬季うつ病の改善に効果的です。有酸素運動は、
幸福感や快感をもたらすエンドルフィンを脳内に分泌させてくれます。屋外で運
動をすれば気分転換やストレス解消にもなり、日照量も増えるなど一石二鳥です。

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